VIO脱毛。皆さんは経験がありますか?
今ではクリニックや脱毛サロンのメニューで度々目にするVIO脱毛ですが、温泉などに行くとまだまだ無頓着な女性が多い印象があります。日本人女性が海外の女性よりもVIO脱毛に無頓着な理由は、アンダーウエアの歴史にあるのかもしれません。驚くことに、今のようなアンダーウェアが普及したのは昭和になってからとのこと。時代が進み、ファッションが着物から洋装に変化したと同じ時期、女性はズロースと呼ばれるショーツを穿きはじめました。ズロースは大きめの下着なので、そこからアンダーヘアがはみ出す心配もなし。また、着物時代は、粋なノーパン文化。下着での蒸れとは無縁であったため、アンダーヘアのお手入れは縁遠かったのかもしれません。
しかしっ!現代のライフスタイルにはそぐわないボサボサアンダーヘア!!きれいに処理して、どんな下着もドンっとこい!です。
そんなことを言ってもV・I・Oの処理なんて自分でできないわ…。と諦めかけている方、安心してください。今を生きる私たちにはVIOレーザー脱毛という強い味方があります。
VIO脱毛とは?海外の状況
VIO脱毛の先進国はアメリカです。アメリカでは腋や手足よりもVIO脱毛をする人が多く、「ハイジニーナ」脱毛と呼ばれています。これは衛生という意味のhygieneからきています。アンダーヘアをきれいに整えることは衛生的にも有益。という意識の現れなのでしょう。
また、ムダ毛処理の意識が非常に高いイギリスでは
①ビキニ(ビキニラインだけを整える)
②フレンチ(V・Iラインまでを長方形に残す)
③ブラジリアン(I・Oラインは全部なくしVだけを少し残す)
④ハリウッド(全部なくす)
というデザインに細かく分けられているそうです。
また、アラブ諸国では宗教上の理由で男女ともに全身の体毛を処理する習慣があるようで、もちろんVIOも処理しているそうです・・・。
VIO脱毛の日本の状況
VIO脱毛に関しては、まだまだ発展途上国の日本。20年前には針脱毛が主流で時間もかかる上、けっこうな痛みを我慢する必要がありました。その後、レーザー脱毛が登場しましたが、当初は高価でなかなか手が出せないものでした。
そんな中でも、水着になる時、一念発起した世の女性は、はみ出す毛をせっせとカミソリで剃ったり、ピンセットで抜いたりしていたのではないでしょうか・・・。ちょっとその姿を想像してみてください。なんとも切ない・・・。色気がない・・・。
そして今、レーザー脱毛が私たちの手に届く価格になり、若い世代ではVIO脱毛がかなり身近になってきました。最初からレーザー脱毛で処理を始めた世代は、剃ったり抜いたりすることで起こる皮膚トラブルとは無縁であるため、非常に皮膚がきれいな状態で脱毛が完了できます。もし、多感なお年頃の娘さんをお持ちのお母様がいらしたら、VIOの処理はレーザー脱毛でするように。と家訓にしてほしいほどです。
VIO脱毛のメリット・デメリット
一方でVIO脱毛に乗り遅れている方々にもお伝えしたいことがあります。
「そんな場所、脱毛するなんて恥ずかしい!」「別にボサボサでもいいじゃない」と思っているかもしれませんが、生理の度に股がかゆくなったり、夏に蒸れる事もなくなり、何よりも毛がないことで清潔に過ごせるようになるのです。
さらに、下着からはみ出る色気のない毛達とさよならした自分を想像してみてください。どんな下着もドンっとこい!いつ温泉に誘われても、いきなりお泊りがあっても、アンダーヘアを気にせず生活できるのです。
そして、VIO脱毛にはタイムリミットがあることを知っておいてください。アンダーヘアに白髪が生えてきてからではアウト!医療レーザー脱毛・光脱毛ともに白髪には効果がありません。
快適な生活を知らずに蒸れた人生で終わるのか、人目につかないところまで品格を保ち清潔な人生で終われるのか。それはあなた次第です。
VIO脱毛の施術
専用の紙ショーツに着替えていただきます。照射部位をシェービングします。前日にご自身で処理していただけるとスムーズに治療ができます(電気カミソリを使うと安全にシェービングできます)が、ご自身でシェービングすることが難しい場合はクリニックで行います(ご無理はなさらずに)。器械と部位によってはジェルを塗ります。照射後はクーリングでほてった皮膚をヒンヤリとクールダウン。最後に軟膏を塗って終了です。