秋葉原スキンクリニックでは様々なニキビ治療の選択肢がありますが、次のようなケースでもお使いいただける化粧品の取り扱いを開始しました。
・保険適用の外用剤では赤み・痛みなどの副作用が出てしまう
・妊娠中である
・妊娠を望んでいる
・授乳中である
・外用剤でだいぶニキビが改善したのでもう少し軽いもので状態維持したい
保険適用の外用剤は近年、効果の高いものが日本でも使えるようになり、当院でも多くの患者さんに処方しています。
しかし一方でごく少数の方ではありますが、その副作用で継続利用が難しい場合があったり、妊娠中・授乳中であったりという理由で外用剤が使えないというケースがあります。
また外用剤の治療で効果が出て、状況を維持する段階では化粧品などのホームケアをお勧めしていますが、自己流のホームケアをしてしまい、ニキビが復活するというケースも多々見られます。
そのようなケースでお勧めしたいのがロート製薬の「DRX AZAクリア」クリームです。
日本では化粧品という取り扱いになりますが、このクリームに含まれるアゼライン酸はヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界の80カ国でニキビ用医薬品として承認され、約30年間皮膚科などで販売されています。
アゼライン酸は古い角質が毛穴に蓋をするのを防ぐとともに、ニキビ菌への抗菌活性があることがわかっています。
また、アゼライン酸は美白効果もあるので、ニキビが治った後の黒ずみ、ニキビ外用剤による色素沈着などにも効果が期待できます。
もともとアゼライン酸は穀物や酵母に含まれている成分で、普段私たちが食事などで口にしている天然由来の成分です。
「酸」がつくとなんだか刺激があるんじゃないか・・?という気がしてきますが、やはり若干の刺激感を感じる場合があるそうです。しかし、しばらくそのままにすると自然とおさまるか、回数や量を減らして使うことでだんだんお肌が慣れてくるそうです。
また、アゼライン酸はビタミンAよりも刺激が少ないとされています。
使い方も簡単です。
普段のお手入れ(洗顔後の化粧水や美容液、乳液等)の後に朝晩、適量をニキビ・ニキビ跡が気になる箇所に塗るだけです。
このクリームは長く使うことでその効果を発揮します。
他の医療機関でのデータですが、2〜3ヶ月使った患者さんのうち、8〜9割にか効果が出ているそうです。
1本(約1ヶ月分)で1,800円(税抜)です。
処方箋・カウンセリング等なしでどなたでもお買い求めいただけます。