こんにちは!広報担当のHarukaです。
3月に入り、寒さが和らいで気温が上がり、過ごしやすい日が増えてきました。
この時期に顔が痒い、赤い発疹ができる、ピリピリと刺激を感じるという症状があったら、それは「花粉皮膚炎」かもしれません。
今日はこの花粉皮膚炎について、その原因とご自身でできる予防法についてお話します。
実は私も2月の下旬頃、突然頬が痒くなり赤い発疹ができ、いつもの化粧水がピリピリしみるといった症状が出ました。
原因が全く分からず、堀内院長に診断してもらったところ、「花粉皮膚炎だね〜」とのこと。
くしゃみや目のかゆみといった、花粉症の症状が出る前だったので正直ビックリしました。
なぜこのような花粉皮膚炎は起きるのでしょうか?
冬の間は、空気の乾燥により角層(皮膚の一番外側の層)がめくれたような状態になり、皮膚のバリア機能が下がっています。
そのほかにも、春は新生活のスタートや職場の異動があったりと、ストレスを感じやすい時期でお肌が揺らぎやすくなっています。
そのような状態で花粉がお肌に付着すると、角層で花粉という異物を防ぐことができず、皮膚の中まで花粉が入り込んでしまいます。
それが原因で皮膚が炎症を起こし、発疹となってかゆみやひりひりした症状が現れてしまいます。
それでは花粉皮膚炎を起こさないために、予防法はあるのでしょうか?
まずはしっかり保湿をすることが第一です。
保湿をすれば、皮膚のバリア機能がきちんと働き、花粉の侵入を防ぐことができます。
さらに、皮膚に花粉が付着している状態をなるべく短くすることも大事です。
外出から帰宅後、すぐに顔を洗うと有効です。
もし、セルフセアで症状がおさまらない場合は、悪化する前に早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
症状に合わせたお薬できちんと治療することが大切です。
私も処方してもらった薬で、症状はすぐにおさまりました。
今年の春を快適に過ごすために、ご参考にしてみてくださいね。