こんにちは、広報担当Harukaです。
毎日お天気が良くて空気がとても乾燥していますね。
この時期、皮膚科には“お肌の乾燥”を訴えてくる患者さんがたくさんみられます。
たくさんの患者さんに良く聞かれる事に、「保湿剤はどのくらいの量を塗るのが良いの?」というのがあります。
今日はその保湿剤の適量のお話をします。
保湿剤の適量は「1FTU」と覚えよう!
毎日のセルフケアでお肌の保湿をするとき、保湿剤の量が足りていないとせっかくケアしても十分に効果が発揮されないことになってしまいます。
本題の、どのぐらいの量が適切か?ということなのですが、保湿剤は両手大の広さの皮膚に対して「1FTU」と覚えると便利です。
FTUとは写真の通り、大人の人差し指の一番先から第1関節に乗る量で、約0.5gに相当します(チューブの穴の直径が5mm程度の場合)。これを1FTUと呼び、大人の手のひら2枚分くらいの面積に塗ることができます。(ちなみにローションタイプの場合は、1円玉大が1FTUとなります。)
例えば、私はなぜかよくお腹がカサカサするのですが、お腹の前面がちょうど両手大の大きさです。
そこに対して1FTUを塗るとちょうどいいということになります。
乾燥しやすい脚のスネや、お子さんの手足などに塗る時も、この「1FTU」を意識してケアしてみてくださいね。
お肌の乾燥対策について、詳しくはこちらの記事で廣澤ドクターが詳しく解説しているので参考にしてみてください。